I tell you my punk theory
プロジェクト福島を終えて

イベントを終え、帰りの車でほそけんさんとこのイベントが残した事について真剣な話をした。このイベントが本質的に、オーディエンスまた、関係者に残した事は何なのかを。

誰もがボランタリーで参加し、利害関係は一切無い中での完全ポジティブバイブだけで構成されたイベントって意味では本当に大友さんをはじめぼくらの中ではMVPの野田さんなどの求心力は本当にすごいと思ったし、野田さんの丁寧な仕事っぷりは本当に勉強になった。ここまでやって信用になるんだと。

でもそれ以外のイベントの本質的な存在意義と言う意味では、主宰である大友さんにはいろいろと確認したい事はあったかな。本当にこの形がベストだったのか、是非ともディスカッションしたい。

勿論それは毎年このイベントにコミットして行きたいと心から思ったからだし、いろいろ抜きにして福島本当に素晴らしい所だし、大好きになったし。

震災以降誰もが無力感を感じていたと思うけど、俺もそのうちの一人だった訳で、でも前に進むしかないから進んでいくうちに一番自分たちが得意な形で福島にコミットするタイミングがやってきた。Love For NipponのスターターコメントをJUNEさんに更新してくれって言われた時にもその事を載せたんだけど、孫さんみたいに多額な寄付は出来なくても誰もが各々の得意分野でコミット出来る。

何より足を運んで現状を感じ、忘れないでいる事は誰でも出来る。

まずはみんなにそれをして欲しい。福島を無意識の無関心で、無意識の無慈悲で見捨てないで欲しい。行く事できっと、それは福島で起きてる事ではなくて、日本、または地球上で起きてるみんなの責任だって思えるからさ。

最後に、ボランティアで参加してくれたディレクター各位、本当にありがとうございました。

毎回思うけど、この規模のフェスの運営でこのメンバー以上に機転が利いてグッドバイブでいれるチームってないんじゃないだろうか。 ボラスタ80人の予定が20人だってよ!って笑いながらポジション削ってるたつさん、マジで頼もしく思った。 そんな人、いないよなかなか。少なくとも俺は知らない。

また来年もこのチームで参加したい。心からそう思う。

さて、見えないこいつとどうやって付き合っていこうか。

福島に行ってきました。 大友良英さんの呼びかけで815日に福島市、四季の里で行われるフェスティバルの打ち合わせに。

ミュージシャンでありながら、自ら指揮を執りオーガナイザーとしてこのイベントを遂行しようとするその姿勢に瞬間瞬間、感動しながら四季の里を視察しました。

レギュレーションやオーディエンスの安全を考えるととてもとてもハードルが高い施設ではあるがこのタイミングでの開催、歴史に刻む出来事になるでしょう。

会場も自然がすぐそばにあり、福島市内を一望出来るそのロケーションは本当に素晴らしい所でした。

震災後、初めて福島にきて感じた事を今のフレッシュな感情のまま残しておこうと思います。

二本松ICを降り、まずは津波の被害が大きかった南相馬市に向かいました。 南相馬に向かうには飯舘村を通過しないと行けず(まあ、そんな事も無いけどそれが近いのと肌で感じたかった)ガイガーカウンターも持たずに無謀にも車を走らせました。

飯舘村は先の爆発とベント(水蒸気を外に逃がす作業)の時に風下に位置しその時に飯館村に降っていた雨も影響してか基準値のそれを何倍も超えた数値をたたき出し計画的非難区域になったところです。それは4月の時点で、この指定は所謂人が住んではいけないレベルまで達した事を指すのですが6月現在、車も交通量は多くはないが普通に走っていたり、若い人は殆ど見受けられなかったがおばあちゃんが普通に畑仕事をしていたり、田植えをしてるおじいちゃんもいた。

天気がよかった所為もあるけど、本当にそこには平和な空気が流れていて外に出て深呼吸でもしたら本当に気持ちが良さそうな緑豊かな農村がありました。

豊かな自然の、本当に風光明媚な道なりを行くとすぐに南相馬市にたどり着きました。南相馬は非難区域以外は放射線量は低く、女子高生が普通にいたりしたけど、 海沿いに出て津波の被害を見ようと思い町並みを普通に車を走らせていくと角を曲がった途端に別世界が待っていました。

え、さっきまで町中だったのにいきなり?

まさに生死の境目。 この津波で540名の命が奪われたそうです。(行方不明者も225名。)

それに付け加え市の一部が原発非難区域に。国道を走るとあるはずも無い場所に船が沢山、転がっていました。(座礁と呼べないよあれは)20隻くらいあったんではないかな、、。

途中よった道の駅ではこれまた変わらず平和な空気が流れていましたし、海産物等も販売していましたが人は殆どおらず、閑散としていました。

忘れず、リマインドしていくこと。

言うなれば放射線街道をわざわざ体感しに行ったのも、本能的にと言うか何らかの使命感で当事者でないと分からない悔しさ、悲しみ、恐怖を少しでも実感したいと思ったからかもしれない。そこに好奇心がなかったかと言うと全く嘘になるけどね。

現在、福島市内、郡山市内も同じように東京の何倍もの放射線量を計測してます。 やっと市内では小学校、中学校等の校庭、公園の砂などの除線作業が始まったそうですがあまりにも遅い対応に大友さんも悔しい表情を浮かべていました。

仮に、原発がこのまま爆発ややむ終えないベント作業等が行われない限り恐らくこの放射線との関係は30年で終わり。(実際、視察の際に四季の里で200万円もするガイガーカウンターでチェックしたら殆どがセシウム。ヨウ素は殆ど消え去ってる=先のベント、爆発から大気汚染は殆ど進行していないと言う事)

勿論、未だ暴走するやも知れない原発君とはまだまだそれ以上の長い付き合いになる事も必至。それは福島のそれだけじゃなくって全世界のそれに言える事だけどね。

過去に核実験やチェルノブイリ事故があった時と同じように徐々に情報は薄れ、関心も減り、日常がもどる事も逆に今から容易に想像がつきます。

しかし、戦争と同じく繰り返す人類のこの過ち。 自分たちの世代で出せる答えは自分たちの世代で出して行かなくては行けないと思いました。

僕個人、現在の考える事はこの原発君と上手く付き合って行く事。 勿論、いずれ永眠して頂くのを前提に正しく距離感を持って健全に付き合って行きたい。

どうあれ、僕に限らず今世与えられた命と時間は有限。 いつ終着するか分からないそのドラマを今自分の周りに要る大切な人たちと誠実に朗らかに過ごすだけの話。それは事故後も前も変わらない。

原発君なんかにそれを奪われてるようじゃ、この世知辛い世の中サバイブ不可能。

ってこと。

先日のSense of Wonder での、いしいしんじさんのその場小説での一説から

「目には見えなきしょくわるものには、目に見えなきもちもので対抗するしかなだろう」


おいおいメルトダウンじゃないか

って、やっぱり政府はうそついてやがった、って本当にいつまで言ってんだ。

これによって関東県内に降り注いでる放射線量が変わったとか、こういう発言でどれだけ福島、や茨城(何故か宮城はあんまり名前が挙がらない。)の人たちが苦しめられたか。

根拠もなしに、、、。

状況が変わってるんじゃなくて、明るみになってるだけ。 最初からメルトしてる可能性はあったし、現在も完全にダウンしてるかどうかは分からない、しここまで来たら何が起きててもおかしくない。

そもそもが燃料が溶け落ちて格納器に穴が空いてるのでは?と言うのは想定内。

勿論、穴があいてるイコール放射性物質を含んだ汚染水が地質汚染に繋がり、果ては水質汚染にも繋がる事は必至だろう。(地質は俺からしても確実。水質はまだ分からない)

かといって、関東県内や神奈川足柄で最近見つかった放射性物質があたかも最近明るみになったこの案件が原因で大量の放射性物質が飛んだんだって言ってる人がいるけどそれはどこからソースなの??

先の水素爆発で飛散した物が見つかっただけでしょ。セシウムはそう簡単には放射能が弱まらない。 そこ以外でも検出されてるのは調査を強化しているからだと思う。まだまだ見つかると思うよ。

そう言った意味では、既に被爆しる可能性は大なのは確か。でも排気ガス、水道水のそれ以外の発がん物質、タバコの副流煙、気にしないといけないことは尽きないって、。

因に、現状でヤバいのは3号機の方がやばい。一号機はむしろ安定してきてるからこそあそこまで情報が入ってきてると思っていいけど、三号機は温度が徐々に上がり続けてるのが怖い。(原因も分かってないし、あんまり報道されない)といっても再臨界だ〜とかもうやめてね。してたら前にも言ったように大変な事になるので。(してたら温度の上がり方が尋常じゃないし先で説明したように中性子線が出ます。コレは透過度が高いので作業員の被爆が怖い、、、。)

頼むからもうこれ以上無駄に、間違った怖がり方をするのをやめてほしい。 政府や東電に関しての危機感は俺も同じように思ってる。

それにしても、パイレーツオブカリビアンとユニクロTシャツの宣伝の白人がテーマソングで盛り上がってるの、男の方が音痴過ぎて不愉快だな。これって何ミリシーベルトの被爆に相当するんだろう。

反省。

先輩に怒られました。 反省。


俺は影響力があるから全否定はするなと。 そうだなと思って反省しました。
原理主義的に自然に感謝しないからとか、八百万の神が怒ってるんだとかの話にはどうしても噛みつきたくなるアンテナがあるもので。ついつい。

石原があのタイミングで天罰だなんて言ったのは飽きれてものが言えないけど、自然の猛威にしろ、なんにしろつき詰めればみんな人災だって事は俺でもわかる。(どこかの陰謀論ではなくて)でも、その現実を現地で被災した人たちでも無い俺たちがこのタイミングで言って良い訳がない。これは日本人だけに限らず、みんなの責任だってこと。

自然に、海に一番感謝して来た人たちが受けた大津波。
ニューオリンズの人たちだって、スマトラ島の人たちだって自然を愛していたに違いない。
俺だって自然を愛してる。 ただ崇拝してもなにもはじまんない。生命に優劣はない。万物に上も下もないんだよ。

これを良い機会に、はっきりさせていく必要があるんじゃないかと思った。

あんまり書くと全然反省してないと思われるからこれくらいで。

う〜む、

どうも調子が良くならないな〜。放射線の所為かな?なんつってなんつって〜。インフルエンザでちょっと頭がおかしくなったので以下ブログを書かせて頂きます。

いよいよレベル7じゃねーかとみんな不安を煽ってるけどもう少し自分で勉強してもらいたい。結局再臨界だったのかとか、何を根拠に言ってるんでしょうか。(再臨界の科学的根拠を知っていてまだ東京に住んでるんだとしたら自ら無知を露呈しているようなもの)
してたら俺は逃げるね。


俺はSOWを開催したいが為に過剰に楽観視している訳ではなくて、正しく怖がってもらいたいだけ。だってこの先、少なく見積もったって5年はこの問題と付き合わなきゃいけないんだぜ。毎年こんな話を出演者とか関係者にしてらんね〜よ。
マジでオラオコッタゾ。


レベル7に上がったのは初期に何回か起きた水素爆発や原子炉の傷など様々な要因で


「広範囲で人体に害を及ぼす量の放射性物質が発生」


したものであり、今日か昨日の夜中発表されたLevel7への移行の記事をみてるとあたかも昨日の余震でまたダメージを追って現在も大量の放射性物質を垂れ流しているって聞こえる、、、。
報道の仕方にも問題がある。もちろん、嘘を言っている訳ではなくてそれくらい実測には時間がかかると言う事。初めての事だから仕方がないって良い加減勉強しろよ報道って俺も思うよ。でもそれにもう少し順応して欲しい。

現状大気汚染による放射線量はどんどん下がってます。みりゃわかんだろガイガーメーターみろよ。

現状も、現場は大変だよ。言うように一日600トンも放水してその汚染された水が何処にいくんだって、誰でも思うよね。地表に垂れ流すしか無いよね。地質汚染は深刻だよ。でももう海に流れでなければ同じ事。(地質から水質汚染になるのでは?と言う質問は俺にはしないで地質学者にしてね)
どの道もう原発の近くには住めないんだ。


ただ勘違いしないで欲しいのはレベル7を発表するのが遅れたのは実測に時間がかかりすぎてしまったこと。恐らくそれをどう報道したら良いのかでまた時間もかかったのかもね。(定かじゃないけど、ちょっと遅いよね)
でも、状況がここ二三日で大きく変わった訳ではないって事もちゃんと理解して欲しい。
チェルノブイリみたいになるんだ〜って断末魔的な思想になるのも全然ダメ。 前回のブログを読んでください。でも再臨界したら、、、ってその可能性がどれくらい低いか専門家に直接聞いてください。


ある人が数日中に一号機が爆発するって言ってます。窒素を注入してる一号機ね。たしかに爆発したら大変だよ。プチチェルノブイリだよ。略してプチチェルだよ。
でも窒素注入してるって言ってんじゃん。なんで科学的根拠の無いカルトみたいなおっさんの言う事が信用で来て専門家の意見が信用出来ないんだよ。

スピリチャルな奴らはみんなそうだ。俺も別に科学や物理だけが道理だと思ってる人間ではないけど、そこも突き詰めて行くとすごくスピリチャアルなはずだし、根っこは一緒なはずなんだ。

でもスピ系の人間はダライ・ラマは信じても俺の事を良く知ってても俺の言う事は信じられない。
スピ系もアミニズム系もシャーマニズム系ももううんざりなんだよ。バランス悪すぎ。自分の事しか結局考えてね〜し。

勿論、爆発の可能性も再臨界の可能性もゼロではないよ。 絶対なんて原発に最初から求めちゃいけないの。だからこんな自体になってんだから。
でも現状、決死の覚悟で現場をまわしてる人たちの無事を祈ろうよ。 作業してる最中にあんなデカイの来たらマジで俺なら死にたいと思うね。
それでも誰かがやらないといけない。 様々な理由で現場に入ってる人がいると思うんだけど、本当に無事で任務を遂行して欲しい。

仮に自分の家族が現場で必死になってる事を想像したら軽々しくやっぱ再臨界だなんて普通は言えないと思うね。
余震がくるとみんな原発大丈夫か?ってその前に現場の作業員の心配が先だって。

あ〜も〜〜〜 や〜〜〜め〜〜〜た〜〜〜・

福島第1原発の現状を纏めました。

福島第1原発事故に関して、4/6現在までの状況を纏めました。やっとまとまりました、、、、。

時間がかかってしまいまたがいい感じで纏められたかな、と思ってます。もう知ってるよ、って内容かもしれないですがまだまだ整理が出来てない人も多いと思います。

以下纏めはSOW出演者とオーディエンスをメインにした文面になってますが、出来るだけ多くの人に読んでもらえればと思ってます。






目次

:はじめに

:原子力と発電の仕組み

:どうしてこのような事故が起こったのか、またどういった事故なのか

:メルトダウンって??

:ウランの燃えカス??

:プルトニウムって??

:どこからが被曝??

:放射線と放射性物質、そして外部被曝、内部被曝の違い

:チェルノブイリとの違いは?? チェルノブイリのような事になり得るの??

:福島、栃木など福島原発周辺の農林水産について

:東京都で検出されたヨウ素について

:震災から人災へ

:福島第1原発事故をどうやって終息させるのか、、

:今後原子力が必要か否か







◆ はじめに

この度の福島第1原発の事故に関して、多くの方が不安な気持ちを隠せないでいると思います。僕も不安で仕事が手に付かない日が何日も続きました。インターネットやテレビを通じ、出来るだけ多くの情報を得ようと努力しました。しかしそこには原発推進派、反対派のトレードオフな関係から生まれるバイアスのかかった情報が殆どでした。海外の専門家の情報も日本からちゃんとした情報が入っていないであろう推測から生まれたバイアス情報が多いように思います。
やがてこの問題にある程度の知識が付いた頃、知ったような口で、ある事無い事、無責任な情報を流している自分が居る事に気がつきました。

どうして専門家に直接この問題に関して聞く事を今までしなかったのだろう、そう思う様になり、このエッセイを書く事を決意しました。
SOW主宰である小林宏明個人が、素人の立場で様々な方々と情報を共有した内容を以下に纏めさせて頂きます。

このまとめの目的は、SOWオーディエンス、出演者に限らず今回の事件で大きな不安を抱えている人たちの負担を少しでも軽く出来ればとの「個人的な思い」から書かせて頂いております事をご了承ください。
反原発派、推進派という両極な立場で手記を纏めさせて頂いた訳では無く、あくまでニュートラルでフラットな視点で書かせて頂いております事も併せてご理解頂けたらと思います。
無知な僕でも、ちゃんとした情報の仕入れ方、纏めをすれば素人ならでわの分かりやすい説明が出来るのでは?と思ったのです。
ここでは難しい単位や専門用語を極力避け、やむなく使用する場合は※印によって注訳を載せてあります。
あくまで、素人の解釈ではございますが専門家にもその内容に間違いが無いかどうかのチェックとスーパーバイズはして頂いております。しかし、鵜呑みにするか否かの判断はあくまでご覧頂く方々の責任でお願い致します。
私もこの様な内容の手記を書かせて頂く事はある程度の誹謗中傷も上がると覚悟しておりますし、甘んじて受けたいと思います。なので匿名で書かせて頂くのではなく、素性を明らかにした上で発表させて頂きます。と言っても、ツイッターアカウントですが。


ツイッターアカウント → @cobaism


目次をつけさせて頂きましたので、仕入れたい情報の項目から読み始め情報を得て頂ければと思います。
それでは、少々長くなりましたがゆっくり読んで頂けたらと思います。









◆原子力と原子力発電の仕組み

原子力を端的に纏めると、ウラン等の※放射能(放射線を放つ能力)を持った物質が核分裂反応という反応を起こし、その熱でお湯を沸騰させその蒸気でタービンをまわし発電すると言う実は仕組み自体はシンプルと言うか単純な原理なんですね。
火力発電も火力でお湯を沸かし、タービンをまわし発電します。どちらもお湯を沸騰させてるんですね。
ちなみにウランはうまく制御しない限り、熱を発し続けます。ウランが核分裂するとその近くのウランの核分裂が誘発されて勝手に発熱するんですね、、、。





◆どうしてこのような事故が起こったのか、またどういった事故なのか

今回の事故は端的に言うと、今回の東北関東大震災の為引き起こされた津波によって福島第1原発の電力機能等が破壊された事により、通常の運転が不可能になった事が起因です。
一つ前の項目で述べたように、ウランが入った棒(これを燃料棒と言います)が発熱してお湯を沸かすのですが、お湯にするための真水が電力機能等が破壊されてしまった為に原子炉※(燃料棒が沢山入った湯船の様な入れ物)に送る事が出来なくなってしまった。それによって燃料棒が高温になり、空焚き状態になってしまった。
僕は昔バランス釜の家で育ったのですがあれも湯船にお湯が入っていない状態で空焚きをすると大変。火事になってしまう場合もあります。
なので消防士や自衛隊員が一生懸命放水やヘリコプター等を使って原子炉に水を貯めようと頑張ってるのです。






◆メルトダウンって?

前の項目で述べた燃料棒は本来湯船に浸かっていないといけないのですが燃料棒が空焚きになって炉心自体が全て溶け落ちる事、それがメルトダウンです。現状、福島第一原発はメルトダウンはしてませんが燃料棒の一部が溶け始めているのではないかという状況です。
この事故の過程で、色々な気体、物質が出来上がるのですが中でも水素が発生してそれが建物内に漏れ(原子炉は複雑な仕組みで、水を送ったりする管が沢山あり、そのどれかから水素が漏れたみたいです。未だ原因は究明できてません)それに何らかの原因で引火し、爆発を起こしたのが今回の大きな爆発の原因です。この爆発によって沢山の放射性物質が飛散しました。





◆ウランの燃えカス??

炉心棒の中のウランは発熱し続けるのですがいずれ燃えカスになります。これを使用済み燃料といいます。
燃えカスになっても高熱で放射線を発し続けるので常に冷やしておく必要があります。その燃えカスを貯めておく場所を使用済み燃料プールと言います。(トイレにオマルが置いてある感じ)そこも現在は水を送って冷やす機能が停止しているので同じく放水で水を貯めないと行けないのです。今回の事件は実は炉心よりも実はこちらに水を放水する方が先決だと言われています。
余談ですが、青森に出来た六ヶ所村原子力再処理工場はこの燃えカスを5年かけて冷やし、冷ました燃えカスが集まる場所です。(六ヶ所村はまた深刻な問題が沢山あるのですがここでは長くなるので敢えて触れません)





◆プルトニウムって??

福島第一原発の第三原子炉はこのプルトニウムを使った発電法でプルサーマルと呼ばれてます、ウランは自然界に存在するのですがプルトニウムはウランを原子炉で燃やした時に生まれるもっと発熱効率が高い物質です。プルトニウムの燃えカスはウランのそれよりも当然厄介なのでプルサーマルは危険視されてます。
なので今回、特に第三原子炉が危ないと言われているのはそういった理由です。特に心配なのが水質汚染です。これが仮に起きてしまった場合、水産は大きなダメージを負う事になります。





◆どこからが被曝??

恐らく、この項目が皆さんの一番気にするところであり、また不安材料になっている項目だと思います。なので、丁寧に、慎重に書き上げたいと思います。
現在報道等で度々耳にする単位、シーベルト。これは放射線量の単位の事なのですが、何ミリシーベルト飛んでて、とか分かりづらい、、。食物の放射能をべクレルと言うのですが、もうどっちでも良いですよね、、。
僕が知りたいのはどこからが被曝で、どこからが違うのか。(ここで述べている被曝は人体に害を及ぼす被曝の事を言います。)
現在、福島第1原発の周囲20キロメートル以内は非難区域、また20キロ以上~30キロ以内は屋内退避が勧告されています。
300キロ近く離れた東京でも放射線量が増えていると言う事も日々報道されていますが、端的に30キロ外の人たちは安全なのか否か。(4/6現在では安全ですが今後状況が悪化する事は考えられます。40キロ圏内でも最近は放射線量が上がってきてますが、殆どがヨウ素なので時期に線量は落ちて行くと思われます。)
結論から言って現状は東京は問題ありません。茨城県も問題ありません。
福島に至っても、30キロ圏内は出来れば非難させた方が無難ですが、福島県内の人たち全員が疎開する必要があるか否かで言えば30キロ以上離れた場所にいる方々はその必要は無いと思います。
その根拠と数値は政府が発表している物を参考にして頂きたいのですが、分かり易く纏めてみます。

 危険かどうかは、受ける放射線の量で判断できます。法律で、一般人の被曝の規制値は年間1000μSvです。実際に放射線で体に害が出始めるのは、500,000μSvといわれていますので、基準はかなり安全圏にあるのですね。
現在の東京の放射線量は、一時間あたり0.1μSvです。一年いても、900μSvにしかなりません。これは、ふつうに一年生活しているだけで受ける放射線2500μSvよりも低いのです。
福島県などは、たしかに線量は高いですが、避難区域外では、上記の、体に害がある被曝にはならないように管理されています。また、現在は放射線量はどんどん減少しています。
各地の線量は、インターネットでチェックできるので、これをみることで、自分の地域が安全かどうかは自分で判断が出来ます。
数字自体も分かりやすく例えると、福島第1原発が1000放射線を発しているとします。
仮に、500放射線を浴びたり、体内に取り込む事を人体に害を及ぼす被曝とするならば東京も茨城も福島第1原発周囲30キロ外も499放射線を浴びる可能性はあっても500浴びる可能性はゼロに等しい確率だと言う事です。当然、距離によって放射線を浴びる確率は上がります。東京では平均200放射線を浴びるところ、30キロ圏内近くでは499浴びる可能性があると言う事は言えるでしょう。
しかしながら200浴びようと、499浴びようと人体に害はないと言う事には変わりはないという事なのです。
先ほど可能性はゼロに等しい、と述べましたがゼロではないんだ、と思った人も多いと思いますがその度合いは水道水に含まれる他の発癌性物質を飲んで人体に害を及ぼす可能性の方が遥かに高い、と言う事とも言えます。
でもゼロじゃないんだ、とまだ思う人は今回の事故が起こる前と後で人体に害を及ぼす可能性が上がったのは30キロ圏内の人たちだけであると思って頂ければ納得でしょうか、、。
発癌物質だけを敢えてあげても、もっと注意した方がいい物質は沢山日常生活に蔓延しています。たばこの方がよっぽど、身体に害があります。(現状の放射線量と比べた時にです。)
原発が事故を起こそうと起こすまいと放射線を浴びる可能性は100%。絶対に浴びます。僕が以前訪ねた福島の温泉は1時間以上入ると被爆しますというラドン温泉だったのですが、みんな健康に良いと言って全国から人が集まってました。
まあ、それとこれとは話が違うと思う人がいると思います。これはあくまで僕の主観ですが、今回の原発の事件ででた放射線を気にするよりも普段の生活習慣を気にする方がよっぽど建設的で健康的だと思います。




◆放射線と放射性物質、そして外部被曝、内部被曝の違い

さて、人体に害を及ぼす被曝の話を前項目で記述してきましたが、そもそも被曝とはなんなのか。
それは簡単に言えば規定量(超えると身体に害がある)を超えようと超えまいと放射線を浴びる事を言います。なので僕たちは毎日被曝してるんですね。身体に害がある量の被曝が怖いんです。
僕が福島で訪れた温泉は、一時間以上入ると規定量を超えて身体に害を及ぼす量の被曝をしますと前項で述べましたが、
被曝すると、放射線は遺伝子に傷を付け始め、癌になったりしますし、原爆のような強い放射量をいっぺんに浴びれば即死する事もあります。
ここからが少しだけ難しくなるのですが、先ほどのラドン温泉のケースは放射線を浴びて被曝するケースですが、放射性物質を体内に取り込んで被曝するケースもあります。放射線を放つ、塵や埃のような物を想像してもらえると分かり易いと思いますが、そのような放射性物質も怖い。主にウランの燃えカスがそうです。今回の事故で、この塵が上記させて頂いた水素爆発に寄って大気中にばらまかれたと言われています。
内部被曝と外部被曝の差は、この放射性物質を体内に入れたか入れてないかの差です。
勿論どちらも規定量(超えると身体に害がある)を超えない限り、身体に害はありません。
ある原発反対派の人がとある番組で言っていた事は都内で検出された放射線量は確かに基準値以下だが、放射性物質を吸い込んだ場合それは中長期的必ず人体に害をもたらす、という発言で一部の人がパニックになっていますが、現在東京、茨城に飛んでいる放射線量と、放射性物質量は上記の「どこからが被曝??」の項目で挙げた通り今のところ問題ありません。




◆チェルノブイリとの違いは?? チェルノブイリのような事になり得るの??

チェルノブイリ原子力発電所での事故は原発事故の危険ランクでトップのレベル7です。今回、政府がどんどん繰り上げているあの数字の最高地点が7。現在(4/6現在)政府はレベル5と伝えていますが僕は6もしくは7の半歩手前くらいだと思ってます。
その根拠は既にメルトダウンが始まっていると言う事と、爆発で母屋が破損していること、また電気系が殆ど壊れているため、スリーマイル原発事故(レベル5の事件)は軽く超えていると推測します。
じゃあ、チェルノブイリみたいな事が福島第1原発でも起こるか、それは限りなくNOであると言い切れます。まず、チェルノブイリは原子炉を運転中に爆発を起こしました。とある実験中に起きたのですがこの時約3000人が即死したと言われています。
当然放射性物質を撒き散らす量が尋常では無いので、二次災害も沢山でました。後の項目で挙げますが農林水産に対する災害です。
しかし今回の福島第1原発は発電する事をストップした状態で起こった事故なのです。ストップしたのにどうしてまた熱が上がるのか、それは上記で挙げた通り、ストップしたとしてもずっと水に付けて冷やしても完全に冷却するのに5年ほどかかるからです。
今後チェルノブイリの様に原子炉そのものが爆発を起こすのでは?と噂されていますが勿論、放水等の処置をしなければその可能性がありますが、現状勇敢にも被曝する危険を顧みず放水し冷却しようとしている方々がいらっしゃるのでその可能性はとても低いと思います。





◆福島、茨城など福島原発周辺の農林水産について

今、報道で福島県内の牛乳、栃木県北部で採れたほうれん草等が国が定める基準値を超える放射線が検出されたとして出荷停止処分になっている件ですが、どこからが被曝??の項目で挙げている通り、とても安全な基準を少し超えたくらいのことです。「人体に影響を与えるような量ではない」ということですね。また、現在流通しているものは、その基準をクリアしているので、これをたべて害のある被曝をする可能性はきわめてゼロです。なので僕は販売されていれば喜んで消費したいと思っています。
ここでそろそろこの項目まで来るとリテラシーが高くなった人であればこういった疑問を抱く人もいるかもしれません。
内部被爆した魚を食べるのと、放射線で被爆した魚では危険度が違うのでは?という疑問です。または、表面的に放射性物質が付着したほうれん草は除染できても、土壌から養分として蓄えた所謂、ほうれん草自体が内部被爆している物は危険なのでは??という疑問です。
もっと分かり易く言うと上記項目の放射線と放射性物質の話で、放射性物質を取り込んで内部被爆した物を接種する事は危険なのでは?と思う人がいると思いますがこれも勿論、現状で出回っている食べ物に関しては安心です。
内部被爆は確かに外部被爆よりは危険ですが、自然に生活してもウランやトリウムといった放射性物質を体に取り入れて内部被爆しているのです。

魚等は生物濃縮※(簡単に言うと化学物質を身体に貯めて濃縮していく事)するのでより危険視されていますが勿論現状は問題ありません。 今後、プルトニウムなどで水質汚染が進まない事を願うばかりです。(構造上、その心配は低いとされていますが、可能性はゼロではないので見守って行く必要があると思います。)




◆東京都で検出されたヨウ素について

先日、石原都知事が会見で規定量のヨウ素が検出されたため都内の水道水を子どもには出来るだけ飲ませないようにとの発表がありました。
当然、そんな恐ろしい発表をしたら都内の水はなくなります。都内どころか、現在僕は神奈川の実家にいますが神奈川のスーパーにもありません。(徐々に手に入り易くなってますが)
しかしながら都内で検出されているヨウ素の量ぐらいでは、仮に検出されたヨウ素を子どもがすこし摂取したとしても人体に害を及ぼす様な被曝は心配しなくても良さそうです。
子供に飲ませた方が良いか悪いかと言われたら、勿論飲ませないほうが良い、ですが=とても危険と言う事ではありません。





 ◆震災から人災へ

この辺りから少しだけソーシャルな話題になって行きます。
今回起こった福島第1原発の事故ですが、上記している通り冷却機能が失われた事によってウランがまた発熱し始めてしまった事が起因だと述べましたがどうして放水をもっと早くに始めなかったのか。直ちに決断出来ていれば使用済み燃料プールからもヨウ素等を発生させずに済んだのではないか、放射性物質を撒き散らす事にならなかったのではないか。
これもあくまで推測の域を脱しませんが、原発は一基1000億円もすると言います。ちょっとピンと来ない金額ですがw六本木ヒルズで約工事費が22億円。
てことは、、、、計算してみてください。
東京電力だけに限らず、国にしてみても立派な資産ですね。
なので海水を放水すればもう使用不可能になる事は分かっていた。また、ヒラリークリントンが冷却剤の輸入をいち早く勧めたにも拘らずそれを拒否した理由は海水と同様、冷却剤を使うと言う事は福島原発を諦めると言う事だったからです。
また、一基でも事故で使えなくなったと言う事実を作ってしまえばそのインフラも海外に売れなくなる。これは既得権益を是が非でも守ろうという、我見、我欲から生まれた人災なのです。
菅直人を含め、政治家、東電の対応が遅れた為にここまで事態が悪化したと思ってます。本当に、1000億円では済まない損害ではないでしょうか。
都内に限らずですが飲食店はこの事件前と後で明らかに売上も下がっている。
何より、30キロ圏内に住んでいる国民の命と安定した生活をも奪ってしまった。人間の尊厳を奪う出来事が震災によって起こされたのではなく、人災として起こしてしまった責任は本当に重大だと思います。謝罪して済む問題ではない。当事者である方々だけでなく、我々も決して忘れてはならない事実であり、ずっと追求していかなくてはならないと事だと思います。



◆福島第1原発事故をどうやって終息させるのか、、

結論から言うと、原子炉を冷却しコンクリートで石棺する、のではないでしょうか。未だに東電は失われた電気系統を復活させ、海水を真水に交え原子炉を真水で冷やして終息出来るかもと思っているのだとしたら、ぼくら素人でも頭がおかしいのでは??と思わざるを得ない。
あれだけ爆発して、細かい配線や配管が破損した映像を見る限り、その可能性が低い事は皆さんでもすぐに分かりますよね、、、。しかも海水をかけて塩釜状態、、、。
今すぐに石棺などの作業が出来ない理由としては、現在はまだ放射線量が多すぎてその作業が出来ないからです。
時間はかかるかもしれませんが(一説によれば冷却にもう5年程かかるという意見もあります)、水を放水し続けてなんとか原子炉、また使用済み燃料プールを水で満たして冷却し、放射線量が減ったあと大量のコンクリートで石棺する可能性が一番高いと思います。




◆今後原子力が必要か否か

ここまで長文おつきあい頂きましてありがとうございます。最後の項目、今後日本に原発は必要なのか、否か。
今回の様な事故が起きてしまっている時点で、原子力発電所の安全神話は完全に崩壊しました。世論では未だに安全管理をしっかり行う事を前提に原発を継続していきたいと言う人が未だに60%近く居るそうです。逆に即刻廃止にすべきと言う意見が20%ほど。(恐らく、徐々に変化して行くと思いますが)
確かに、現状の生活を続けて行きたければ間違いなく原発は必要でしょう。一部の人は原発が無くなっても電力は問題ない、自然エネルギーで賄えると言ってる人もいますが俄に信じがたい。恐らく今の日本人の生活スタイルのままでは無理だと思いますし、代替エネルギーもすぐにとって変わる物は現状では存在しません。
この震災を機に、我々の生活スタイルを見直す良い機会を与えてもらったと思う方が健全かもしれません。
しかし、本当に無駄な物と必要な物の判断を今の社会がバランス良く取捨選択出来ているのかと言えばまたそれもYESとは僕は思えない。
僕は夜のイルミネーションを観て電力の無駄だからやめた方が良いなんて言いませんし思いません。勿論、きれいだなって思います。(東京タワーも半分だけ消して省エネって、、。)
エコの視点からみても恐らくイルミネーションが無い方が良いのは理論的には分かります。
しかし人間の心は数式では割り切れません。エコを心がける事は必要ですが、心に対してのエコもバランスよく取って行く事が必要だと思うのです。
代替エネルギーの開発、また無駄なエネルギーを減らす等まだまだ社会的バランスの取り方はあると思います。
車社会は年間何万人も死んでるのに対して原発は国内では殆ど死者など出していないのにここまで騒ぐんだ、という極端な意見は一理あっても車に対するリスクの上に原発のリスクが乗ったと思う人も多いでしょう。
ここから先は個人の価値観、人生観に委ねるしか無いのかも知れません。
何かを得るために、全くリスクが無いとは限りません。センスオブワンダーも開催することによって沢山のCO2を出すだろうとネガティブな意見を言われたことが有りましたが僕らは多少の大気汚染をもっても社会に与える影響としてセンスオブワンダーは確実に、より価値的だと判断したので開催しています。
車だって事故にあって死んでしまうかもしれないリスクと利便性を天秤にかけているわけです。
ちょっと不謹慎になるかもしれないですが、今回津波が来て壊滅的なダメージを負った地域も、海に出る利便性とリスクを天秤にかけて、個々が個々の価値観と人生観でチョイスした結果なのです。

ここまで述べさせて頂いた上で、僕のより主観的な意見を会えて述べさせていただければ、原子力発電は日本は向いていないと思います。何故なら地震が多いこと、津波のリスクがある海沿いにしか現状の技術では造れない事など沢山の理由があります。今支払ってる電気料金が仮に倍になっても、僕は節約などして乗り切ると思います。自然エネルギーには大きな期待がありますが直ぐにとって変わる代替エネルギーまで行くにはまだ時間がかかりそうです。(もっとお金と時間を東電さんには割いて頂きたい)
車も、住むところも、フェスティバルを開催するもしないも自分でチョイスが出来ますが、原発の問題はチョイスが出来ない。(本来は出来るはずなのに、知らない間に54箇所、、、。)チョイスが出来ないだけではなく、僕らが生きている間にそのチョイスのケツを拭けないのです。





最後に、

僕たちSOW実行委員会はこの震災で起きた事を忘れる事無く、新しく生まれ変わった日本を創造する為にこの出来事を教訓とし、日々精進して行きたいと思っております。
我々は一般の方々に比べ、メディア力も影響力も遥かに有ります。そんな我々がまずこの状況と真正面から向き合い、我々が出来る事を実践して行きたいと思っています。

そして、
芸術家は芸術で、美術家は美術でこの出来事とまっすぐに向き合って頂きたい。

今後日本がこの未曾有の国難を乗り越え、新しい価値観のもと生まれ変わった社会を世界に見せる事が出来た時また、世界も変わりはじめるかもしれません。


Sense of Wonder とは良い事も悪い事もその物事の本質まで遡り、感じ、
考え、行動する事だと思っています。


一日も早く、東北関東大震災で被災した土地の復興と、被災された方々の心が震災前よりももっと成長し、前に向かって歩き出す事を願っております。
一番不幸だった場所が一番幸福な場所へ、をこの出来事のゴールになればと心より願っております。

この手記を纏めるにあたり、筑波大学物理学科の山田くんに沢山助けていただきました。本当にありがとうございます。



OBN 主宰 小林 宏明 http://obn-inc.jp

以下、僕が参加しているプロジェクトです。 一つの目標に向かって、みんなが一つになり始めています。

LOVE FOR NIPPON  http://www.lfn.jp YELL ART http://yellart.jp ACT FOR JAPAN  http://act4.jp/


あ〜あ、

とうとう、30歳になってしまいました。 いっつも、自分の歳をバラすとびっくりされてたんだが、、、。三十路、、。
20代は本当にがむしゃらに、ただひたむきに走り切ったと思う。なに一つ悔いなし。
勿論、反省する事は多いしそこから学ぶべき事は多いけんども。
これからは真価が本当に問われる10年になるんだろうな〜。いや、マジで。


まぁでも、本当に良いタイミングで30を迎えられたとも言えるかな。本当にここ最近いろんな事が目まぐるしく動いていて、ただ動いてるだけではなくて大きな渦をまいている。本当にその渦の中心にいる事が出来るのか、正直怖くて仕方がなかった。


俺にその資格があるのかどうか、本当に世が求める、影響力のある人材に成長して行けるのか、、、。2月に入ってから瞬間瞬間、自問自答させられている。


そんな俺の背中を父親が押してくれた気がする。 宏明なら平気だよ。って。


まだ知らない人もいると思うが、昨年4/6に父親が癌で亡くなった。
癌が発見されてからたったの4ヶ月だった。 スキルス性胃癌。もっとも進行の早い癌だった。見つかった時にはもうステージは4、末期だった。

でも年に1回か2回しか会う事もなかった親父と毎日一緒に過ごせた。一緒に癌と戦う事が出来て、彼の背中からいろんな物を学んだし悟る事が出来た。
その4ヶ月が俺の覚悟を決めてくれたと思ってる。この人生をどう生きるかを。


誰よりも俺と兄貴が創ってるSense of Wonder を愛してくれてたし、最後の最後迄、絶対に5/28のSOWを一緒に迎えるんだと、癌なんかに負けてたまるかと病室に貼られたポスターを見るたびに言っていた。


しかしその夢は叶わなかった。
本来であれば痛み苦しみ、最後を迎えるという癌。そんな脅しがまるで嘘かのように、眠る様に逝った。

63才だった。


その日から一日も親父の事想わない日はない。毎日、一日のはじめと終わりに彼に報告する。

今日も昨日の俺に勝ったぜオヤジ。って。


30歳を迎え、今思う事は俺がこの世になぜ生まれて来たのか、その答えを見つける10年にしたいということ。きっと見つかる気がしてる。漠然としてるようで、確信がある。


そして、40代でそれを実現したいと思います。

今迄俺みたいな奴に付き合ってくれてるOBNの皆、そしてそれを支えて下さってる関係各社の皆様。

本当にいつも感謝してます。そしてこれからもよろしくお願いします。


小林宏明はやる男ですよ。今迄だってそうだった、でしょ??

NEPALまとめ

22日

カトマンズ空港へ到着。 昼間だったので空港やカトマンズの街並みを見下ろすことが出来、こんなところに俺はきちゃったのか、といきなりカルチャーショック。ボビン、JUNEさんなどなどと合流できた。

早速ボビンの生まれ故郷のパタン、ダルバート広場にあるホテルへ。 世界遺産のどまんなかでボビンは生まれ育った。古いものは鎌倉時代くらいからあったり、もっと前からの建物もあったりとなかなか素敵な街でボビンは育った。

ホテルからの眺めもこんな感じ。

チェックイン後、ボビンの生まれ育ったと言う広場と旧家をみに。

これがバズラチャルヤ家一族が暮らしていた場所。 敵の侵入などに備えて、入口は一か所。

その後すぐに現在の家に招いてもらった。 ボビン家がこれ。 

ボンボンですね。彼は。 日本だってこんな家なかなか住めない。

その後JUNEさんたちも合流してダルバードというネオアール族が好んで食べる夕飯をみんなで食べた。

これは日本にいるときからボビン家でよく食べていた。相変わらずうまい。

その日は旅の疲れをいやすためと明日からの忙しいネパールでの生活に備えて就寝。この部屋で一泊1200円

ネパールの気候は暖かい。日本より全然過ごしやすい。でも停電が12時間毎日必ず訪れたり、水でお風呂に入らないと行けなかったりで、不便なところも沢山。 そんなネパールにボビンは文句を言っていた。今の政府は最悪だって。だからこそ、ボビンみたいな世界を知ってるネパール人が変えていかなければいけないんだけど、マオイズム(カンボジアを支配するそれとは若干、違う)にほぼ支配されたと言っても過言ではない情勢ではなかなか難しいのかもしれない。そもそも変えようと言う気も彼らは持ってない感じもした。

次に日はJUNEさんと一緒にタメルという町で買い物をすることになっていたので朝早くに起きてパタンを散歩しながらJUNEさんたちが泊っているホテルを目指した。

パタンから、川沿いに出た。

ネパールの中でも最下位な暮らしをしてる人たちの下等地区。

川からは異臭が放たれ、犬の死体も転がってる始末。 ここに暮してる人たちが出した生活排水、生活ごみは全て川へ捨てられる。勿論それだけではなく、いろんな階級の人たちの業と言う業がこの川に注ぎ込まれる。

戦後間もない日本もこんな感じだった筈だし、現に自分が子供の頃の川、海の汚さったら無かった。ドンドン上下水道、ごみ処理の技術が行政、政治で代わり現在に至るがネパールもまだまだ時間がかかりそうだし、それ以外にも問題が山積みだ。

時間も無くなってきたのでタクシーでホテルに向かう。 全然、ホテルの場所を見つけられなくてぐるぐる回るはめに。(ネパールのタクシー運ちゃんは全然道知らない)

タメルに到着し、みんなと街を散策。 JUNEさんはこの辺りを熟知してて、入るべき店、そうでない店はほとんど掌握してる感じだった。特にチベットから入って来てるアンティーク、ブータンのアンティークが見ていて楽しいし物欲をそそる。

ストールも、問屋はこんな感じで一枚日本円で300円~500円くらい。

活気がすごい。

買い物も一通り終え、ネパール最大のストゥーパがある場所へ(名前忘れた。ダルバードみたいな、そんな名前。似た名前が多すぎ)。

ヒンズー教徒が9割のネパール。残り一割が仏教徒。ボビンともその辺の話は沢山したが、正直密教と言うだけあって情報がかなり煩雑。 仏教とは全然違うので仕方がないが、釈迦族の生まれたルンビニがある土地とは思えないくらい仏教の歴史もちゃんとした形で理解していない。日本人のルーツでもあるここをしっかりと理解する必要が我々にもある。

ストゥーパをバックに食事。チベット料理のMOMO。 かなり旨いです。

その後、JUNEさんとチベタンファニチュアーの倉庫へ。 ここは一般の人は入れない場所で、良質の家具が沢山。 どれもかるく100年は超えてるアンティーク。

そして次の日、今回の旅の一番の目的、ボビンとゆみちゃんの結婚式。

ネオアールの古い形式の、結婚式。 衣装も絢爛優美で朝7時から仕込んだらしいです。たいへんだったね、ゆみちゃん。

なんかこの写真ボラギノールの宣伝の写真みたいになっちゃった。↑

JUNEさんと正装したボビン。

ボビンの家に入るための儀式。

そして会場をボビン旧家の広場に移動。

これまたすごい人数が集まってみんなでネオアールの伝統料理と酒を食す。

ビバ(ボビンの妹)も実は結婚をしたので合同でお祝い。

僕らも食事を頂いた。ネオアールの伝統料理。 おいしいものも、これはちょっと、というものもありましたが、手でちゃんと頂きました。下のお米はブジといって、米を平たくして乾燥させたもの。これはあごにきく、、、。

おそらく、700名くらい集まったらしいこの日のパーティー。かなり盛大でした。

結婚式も無事に終わり、次の日からJUNEさんたちはシャンティーウッサブというイベントの為にキャンドルを作る作業が始まったので僕とミュージシャンの青谷明日香さんは次の日からポカラへ。

ボビンの知り合いの日本語をしゃべるガイドのパッケージで飛行機でヒマラヤを一望できるポカラへ向かいました。

飛行機からみた景色。↓

30分の飛行であっという間に到着。 現地ガイドのアナンドラさんと合流。

その日はナイトマーケットとフェワ湖をちょこっとみて、翌朝、早朝のサランコットからの御来光を拝みに行くツアーに備えて就寝。

朝5時から山登り。 夜明け前。とんがってるのがマチュプチャレ。聖なる山として、ネパール政府が登山することを許してません。

そしてこれがアンナプルナ、左の奥に見えるのがダイアギリ。

夜が明けてくるとこんな感じ。

このスペクタクル感は、いかないとなかなか伝わらないかな。

何にしても、ポカラ、というかネパールのだいご味はこの山にあると思います。いつか、アンナプルナ周りをトレッキングしたい。

ガイドのアナンドラ。↓

彼はヒンズー教徒なんだけど、親日家で日本語も日本にいったこともないのにけっこうしゃべれる。こちらの人はみんな頭がいい。

そしてネパールの人はみんなシャイだけどいい人。親切。 日本人と気質が似ている。

ポカラで独身女性でも仕事が持てるように、自立支援をしている会社の工房をお邪魔しました。こちらでおられている生地はPOPでセンスが良く、この生地で作られるカバンを今後日本に輸入することにしました。その件はまた今度。

夏にしょいたくなる感じ。でしょ?

そして夜は仲良くなったガイドのアナンドラのおうちで奥さんの手作りダルバードを頂きました。

おいしかった。20:00に停電になるから急いで食べろ~って、日本じゃありえないよね。

帰りはバスで山道を7時間かけて帰りました。 青谷さんお疲れさまでした。

ネパール絨毯の編み方を教わる青谷さん↓ (聴いてるようで聴いてなさそうな表情してる)

カトマンズに帰ったら空気の汚さにびっくり。 正直、東京は深呼吸できるくらい空気奇麗なほう。カトマンズは埃と排気ガスで大変な事になってます。

環七ぜんそくみたいな、カトマンズぜんそくとかありそう。

戻ってすぐにJUNEさんたちと合流してチベタン料理の高いお店にJUNEさんのおごりで連れてってもらいました。

どれもめちゃうまかった。チベタン料理、うまいよ。

そして、ネパール最終日はいよいよSHANTI UTSAV というJUNEさんとボビンたちが立ち上げたイベント。

寺院の中を貸し切って、日本と、ネパールのアーティストが演奏します。日本とネパールの交流イベントですね。

もっとトークとか欲しかったけど、ボビンも自分の結婚式とかいろいろとTOO MUCHで仕切りきれてなくて大変そうだったけどまぁ、いいイベントだった。

こんな感じのところ。

candle JUNE

ネパールの孤児院の子たちがJUNEさんに教えてもらって作ったキャンドルを抱えながらヨーハーディン??だったけかな。ゴスペルの人と合唱。

孤児にはなりたくてなってるわけではない、そうおもうかもしれないけど実は現状は違う。 物乞いと窃盗だけで実は簡単にやっていけてしまうので好き好んで孤児を選んでる子たちが沢山いる。

最初は街中で金をせびってくる彼らに心を痛めていたわけだが、実情をしって、そんな未来ある彼らにもっと価値的な選択肢を与えてあげたいと思った。

その一つがこのシャンティーウッサブというイベント。 日本とネパールの交流の時間を楽しみに、一生懸命キャンドルを作った孤児院の彼ら。 そのキャンドルが彼らの明るい未来を照らす日を一日でも早く想像していきたい。

青谷さん

SOULSETのトシミさん

ボビンと天草

JUNEさん

インドの古典バンド。 なまえわすれた、、。

こうしてイベントは無事におわりましたとさ。

兎にも角にも、ネパールは全然初めて行った感じがしなくて、居心地もよく、また行きたい国です。

次はもっと仕事も交えて行きたいなと思っており、実はJUNEさんとも色々とたくらんでます。

日本もネパールももっと良くしていけるはず。もっともっとね。

ボビン、また会える日を楽しみにしてます。

OBNより新年のご挨拶です。

旧年中は大変お世話になりました。スタッフ一同心より御礼申し上げます。


昨年に引き続き弊社のメイン事業であります、Sense of Wonder も5/28に開催する運びとなりました。
南青山PLSMISでは年始からコンテンツが目白押しでございます。

2011 年を皆様と一緒に朗らかに幸ある一年にしていけたらと願っております。
今年も一年、どうぞよろしくお願いいたします。


株式会社OBNの一同


こころの月

http://www.kokoro-no-tsuki.com/index.html

乃木坂店に今日行ってきました。 かずさんの手からは、何かが出てます。 よからぬものが。うそ。いいものが。 行きたいかたはご連絡ください。

今日で鏑木さんの個展も終わり。毎回思うが、個展をして頂く方とここまで毎日一緒にいて会話を重ね、人となりをさらけ出し距離をちじめていけることに本当に喜びを覚える。 PLSMISと言う場所は僕と作家がすっぽんっぽんになってお互いの距離をちじめる場所であり、その為の手段であるんだ。

まったく知らない人と、毎日無理矢理でも向き合うってそうそうないからね。準備期間も含めて、これからもPLSMISを使用して頂く方とは裸で向き合っていきたいと思うし、そうしたいと思える作家と出会えることを心から願う。